分析に際しての留意事項【付着物・混入物・目地材などにつきまして】

昨今、弊社アスベスト分析サービスにつきまして、到着試料について弊社からお客様へのご確認、お問い合わせが急増しております。

これらに際し、納期の遅れや回答の手間などのご迷惑をお掛けしないために今後、以下の通り受付と分析結果報告を行わせて頂く運びとなりました。
ユーザーの皆様におかれましては、本案内をご一読頂き、ご留意頂けますようお願い申し上げます。

極少量の付着物・混入物については分析対象外

こちらにつきましては、試料自体の物量が非常に少なく分析の精度を保証できない場合がございます。
よって、分析対象とする場合は一定以上の試料量(約5g)の確保と「分析依頼書_試料名」へ記載などし、ご指示を頂きますようお願い申し上げます。

水平方向に付着している少量の目地材については分析対象外

弊社では、標準仕様として分析試料の深度方向への層別分析を行っております。
しかし、水平方向への付着物(特に目地材)につきましては、そもそも別物となる建築材料に当たりますので、同一の試料という扱いから除外させて頂きます。

よって、目地材の分析が必要な場合は、別試料としてご依頼頂きますようお願い申し上げます。ただし、試料の分離が難しい、試料量の確保が難しい場合は分析依頼書の試料名などにご指示頂けますようお願い申し上げます。

※こちらも前項と同様に十分な試料量(5g)の確保をお願い申し上げます。

境目採取における目地材と成形板は以下の通り対応

※目地材について指示がない・もしくは十分な試料量(5g)が確保されていない場合、分析対象外とさせて頂くことがあります。
左画像のように、成形板の境目で採取されている場合、以下の対応といたします。

①成形板については、試料サイズの大きい方を分析いたします。

②目地材について分析が必要な場合は、分析依頼書_試料名の欄に
「クロス/目地/石膏ボード」のように指示をお願いいたします。 
また、分析結果報告書の下部に同内容の但し書きを行わせて頂いております。
併せてご留意頂けますようよろしくお願い申し上げます。


詳細につきまして、ご質問などございます場合は、弊社営業担当へお問い合わせをお願いいたします。 
今後、さらなる良いサービスを提供できる体制を構築して参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。