【お客様 導入事例】100年企業を目指し、社会貢献をし続けていく

株式会社シマソービ様

    URL:https://simasobi.co.jp/

    担当:営業部 営業2課 福祉チーム 係長 鈴木様

    事業内容:オフィスに関するコンサルティング、オフィスの設計・施工
         オフィス家具の販売、事務機器の販売
         内装仕上工事、クリニック、薬局の設計・施工

    従業員数:21名

デイラボ利用前の課題

・分析費用の相場や検体の採取方法など不明点が多く、アスベストに対しての情報も乏しかった

・協力会社経由で依頼していたことでスケジュール的にも時間がかかってしまっていた

要件や選定の決め手

・料金体系が明確であった

・緊急案件に対しての営業担当のスピーディーかつ丁寧な対応が印象的であった

デイラボ利用後の効果

・料金体系や納期スケジュール、営業担当の説明など、総合的に分かりやすい

・緊急時、最速プランで迅速な対応をいただけ結果的に工事に影響なく対応出来た

・不明点を相談しやすいだけでなく、メルマガなどからもアスベスト情報を入手出来る

神奈川県内にあるオフィスのデザイン・施工・家具のコーディネートまで、オフィス環境を構築するお手伝いを行っている株式会社シマソービ。
また、各企業のオフィスデザインだけではなく、社会福祉施設の環境整備や薬局・クリニックの新規開業からリニューアル提案まで幅広い分野でのサポート体制を整えておられます。豊富な経験をもった方々が多く在籍されており、物品の購入からプランニング、内装工事、整備までワンストップでお引き受けが可能。その過程においてアスベスト対策も、法令を遵守し正しい知識で効率的に取り組まれておりました。
今回は、福祉施設の環境整備に携わる福祉チームの鈴木様にお話を伺いました。

満足を超える感動や価値を提供する。

御社の事業概要をお聞かせください。

メインの業務はオフィス家具の販売です。
それと併せて、薬局・クリニックの新規開業やリニューアル支援を行うチーム、社会福祉施設の環境整備を行うチームがあり、大きく分けてこの3チームで事業に取り組んでおります。 
また、内装工事を行うことが出来る会社でもあるので、オフィス・薬局やクリニック、社会福祉施設すべての分野で内装工事も行っています。

実際に社会福祉施設においての分析依頼を多くいただいておりますが、
多い背景などあるのでしょうか。

オフィスに関しては家具を販売して納品を行うと引き渡し終了になりますが、社会福祉施設に関しては宿泊施設という面もあることから、壁紙や床、天井などの内装の補修をしたいというニーズが多くございます。

また、福祉業界は人手不足で高齢化が進んでおり、需要と供給がマッチしないことが現状です。そのためには、機械やICT機器などを利用して努めるのですが、努力をしてもその分の利益が生まれるわけでもありません。
国としても高齢化問題を抱えている今、社会福祉施設やクリニックなどの業界に対して課題が多いことから、国からの補助金の提供も多くございます。そういった補助金を活用することで建て替えは出来なくても内装工事が行えるケースは多いので、弊社としても補助金活用による施設環境整備の実績が多くございます。

環境整備を行い困ってる高齢者の方々を少しでも助けられればと思っていますし、結果的に社会貢献に繋がればというのが、福祉チームの思いです。

御社の他社とは違う特徴や強みをお聞かせください。

オフィスのデザイン・施工・家具のコーディネイトまでトータルでお手伝いできる点は強みだと考えてますし、お客様から求められている部分でもあると思います。
トータルコーディネートが出来る他の会社様はあると思いますが、その中でも弊社は、オフィスだけではなく社会福祉施設の環境整備や薬局・クリニックの新規開業・リニューアル提案まで取り組んでいるので、医療・福祉分野まで幅広く対応できる点は珍しいと思います。

また、株式会社イトーキの連結子会社であり、イトーキをはじめとする家具の提案・提供が可能です。

業務内容が手広く感じますが、鈴木様のご担当業務についてお聞かせください。

現在私は、営業2課 福祉チームに所属しております。
具体的には、社会福祉施設に対して、それぞれの状況にあった利用可能な補助金のご案内をしながら、環境整備の提案を行っております。その上で、工事手順を考え協力業者へ連携し現場管理のような役割も担っています。
その上でアスベスト対策は重要であり、社会的な法令順守の必要性も考えてインターネットで調べるなどして必要な知識や最新情報をキャッチアップするようには常に心掛けています。

アスベスト対策について

アスベスト対策への意識が根付いたきっかけ等があったのでしょうか?

アスベストという言葉を知ってはいたものの、自分事としては捉えていませんでした。そんな中、ある協力会社の方からアスベストに関する法律が改正される話を伺ったことがきっかけでした。

2021年頃にアスベストに関する法改正が始まり、事前調査の義務化・有資格者による調査必須化など動きがありましたよね。その頃、あるゼネコンの協力会社の方からその情報をいただいたんです。詳細に教えていただき、今後資格者でないと調査が出来なくなると、そうなると私たちは仕事が出来なくなるかもしれない、そうであれば資格を取得しなくてはいけないですね、という話をしました。

その後、私が会社に報告し、会社としては資格取得を目指しつつ法令順守に向かって体制を整えていく方向で話が進みました。結果的に現時点で弊社には有資格者が複数人いるのですが、その頃はまずはアスベストというものを認知して取り組んでいかなくてはいけないことを知り、動き始めた背景があります。 

その後、具体的にどのようなアスベスト対策を行っていたのですか?

具体的な対策を行うにあたり、「そもそもアスベスト調査とは何なのか」「どのように行えばいいのか」などわからないことが多く出てきました。

調べてみると、アスベスト分析があることがわかったので、では次にその分析はどこに依頼すればいいのかと考えまして、必ず関わりがあると考えられた解体会社とまずは接点を作りました。そうするとその解体会社が分析会社と付き合いがあることがわかり、その解体会社経由で分析を依頼することが可能だとわかったので、そこからアスベスト対策が本格的に動き出しました。
なので当初は直接分析会社の方との関わりはなく、採取した検体を解体会社に渡し分析会社に依頼・送付いただいていた形です。

そうだったんですね。
その当時の課題としては具体的にどのようなことを感じていらっしゃいましたか?

分析会社との直接的な付き合いが無かったので、分析費用の相場感や採取の方法など何もわかりませんでした。
当初はその解体会社が間に立って色々と教えてくださいましたが、何件か対応をこなしていくうちに、やはりアスベストに対しての情報が乏しいことや時間がかかってしまうことを課題として考え始めました。当時は気づけませんでしたが、費用は今のデイラボさんよりも高かったと記憶しています。

選定の決め手

デイラボを選定いただいた決め手は何でしょうか?

課題を抱えてきたので、ある営業担当がインターネットで分析会社を調べ始めたんです。そのときにデイラボさんを見つけて問い合わせをさせていただきました。
料金体系が明確でしたし、営業のご担当者様にスピーディーかつ丁寧にご対応いただいたことが印象的で比較検討せずにデイラボさんに決めさせていただきました。

ありがとうございます。
弊社営業担当のどのような対応が印象に残りましたか。

まず、話しやすい雰囲気だったのでわからないことを相談しやすいと感じました。

例えば、検体採取の際にお客様のことを考えてきれいに補修をしたいものの、難しい箇所を採取する場合はそれが難しい、何かアドバイスをいただけないかと相談をしたことがありました。
その際、物を少しずらして普段は見えない裏の部分を採取してみて下さいと、5㎝角の採取量に関しては平方センチメートルの意味合いで捉えてもらって長めに採取していただければ分析は問題ない、というアドバイスをいただけました。なるほどなと思いましたし、このような疑問を相談すると経験や知恵を基に具体的にかつ的確な答えをいただけたので助かりました。

また、アスベスト分析によって工事スケジュールを変更することは非常に難しくなかなか理解してもらえないことが多い中、今も変わらずスピーディーに対応いただけており、状況に応じては採取からも相談できるということで非常にありがたいです。

デイラボ利用後の感想

実際に利用してみていかがだったでしょうか。

総合的にすべてにおいて「分かりやすい」という一言ですかね。
料金体系や納期スケジュール、また営業担当の方の説明など、私の中ではデイラボさんは全体的に「分かりやすい」というイメージになっています。

具体的にどのような点をわかりやすいと感じていただけているのでしょうか?

例えば、納期の点においては、年末年始の冬季休業に伴う納期目安表(※)をご案内してくださいましたよね。
その時期、弊社は繫忙期だったので、この日までに検体を採取して送付すればこの日に間に合うなという工事のスケジュール管理がしやすく助かりました。あの納期目安表が分かりやすかったおかげで、繁忙期で案件が重なった際にも一つ一つシュミレーションが出来て非常にありがたかったです。
納期とそれに伴う費用が分かりやすいのは、工程管理する上でもポイントとなっています。

また、営業担当の方に不明点を相談出来るだけでなく、メルマガでアスベスト情報の配信もいただけるので、そういったサービスからも必要な情報を入手出来ることはありがたいなと思っています。

※参考記事URL:【2024-25】冬季休業・受入・納期についてのご案内

年末の緊急案件も対応させていただいたようで、いかがでしたか?

そうなんです。
デイラボさんと取引を開始させていただくきっかけとなった案件でした。

ある社会福祉施設の案件において、書面調査と目視調査を行った上で「アスベスト含有無し」と判断をしてGビズに登録したところ、その所轄の労働基準局から「アスベスト含有無しと判断するには根拠不足だ」という指摘を受けました。年末で弊社もお客様も休暇に入ってしまうタイミングだったので、急いで分析調査を行う方向に切り替えました。そこでデイラボさんに相談をさせていただいて1DAYプランで依頼をし、すぐに「含有無し」という結果をいただきました。
デイラボさんは、分析試料到着から何日後までには結果が分かるということが明確だったのでスケジュール見込みを立てられ、結果的に工事に影響なく対応することができました。

お力添え出来て嬉しく思います。
みなし対応もされていらっしゃるのですか。

そうですね。
みなしで対応する場合もありますが、基本的には分析調査の実施を第一優先で考えています。

みなし判定せざるを得ない場合は他の条件を見て判断しています。例えば、施工の際にある部分を剝がさないと検体を採取できない・作り付けの家具がありその裏は工事しないと確認出来ないなど、そういった作業工程に準じてみなし対応を行っています。また、あまりにも時間がない場合にみなし対応をしている営業担当もいます。

みなし判定をする場合は、産廃費用もかかりますしお客様に安心感を与えたいという気持ちもあるので、分析調査を優先的に行うようにしています。

アスベストへの知識の深さを感じますが、社内ではどのように教育をされているんですか。

弊社では数か月に1回アスベスト対策についての協議会を行っています。内容としては、採取方法の疑問や健康管理の仕方など、アスベストに対しての認知度を上げるための勉強会のようなものです。
実際弊社はレベル3の建材を取り扱うことが多いので、必要な知識はある程度狭めても対応出来るのかと思っています。ただ、建材の判別方法や安全を管理しながらの事前調査の対応方法など、まだまだ課題を感じているところです。

今後の取り組みについて

会社として100年企業を目指しています。そのためには幹となる3部門(オフィス環境整備/社会福祉環境整備/クリニック・薬局開業支援)の成長が必要であり、そうすることでお客様にも還元できると思っています。現在60年以上続いてきている=3部門が成長してきているということで、それはこの3部門のお客様に対して貢献できているという事実があると思います。それを今後100年継続していくことを目指していきます。

その中でアスベスト対応は切っても切り離せないと思っているので、今後ともよろしくお願いいたします。

貴重なお話をありがとうございました!
今後とも株式会社デイラボをよろしくお願いいたします。

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